武道空手研究会 ~武術・ダンス・東洋医学~

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カニ歩き?

今年に入ってからずっと右の股関節を傷めています。

右のお尻から脚全体的にしびれを伴う痛みがあり、ひどい時は立っていられずないほどで、立ったまま靴下を履けるようになったのも、先月位からです。

ヘルニアやお尻の筋肉や股関節などの疾患のテスト法でも、まったくその兆候が出ないのですが、症状はヘルニアなどによる坐骨神経痛です。

今はだいぶ良くなってきました。

五月の連休中に武道空手の動画を10本分ほど撮影しましたが、やはりこの痛みがある為、悪い癖が余計に出てしまいましたが(右足の浮身が保てず、すぐに体重が乗ってしまいます)、この機を逃すとまたどんどん先延ばしになるだろうと思い実行してしまった次第です。

実は稽古会も二の足を踏んでいたのはこのせいもありまして。
もっと早くよくなるかと思ったのですが。


毎日、自分で鍼灸治療や漢方薬なども飲んでおりましたが、こんなに長引くひどい症状は初めてです。

あと一歩と言うところで最も効を奏したのは、やはり”運動療法”でした。

これも自分で試行錯誤してできたものがあり、現在治療でも慢性腰痛や軽度のヘルニアの人などにも使い、効果を確認し始めたところです。

治療と言う面ではずいぶんと勉強になりました。
もちろん、身体操作と言う意味でも!

オリジナル(?)の運動療法だけでなく、鍛練法も色々できました!

この様になってしまったのは、治療院が忙しくなってきた為の疲れもあるのでしょうが、それに加え、昨年下旬からダンスイベント(時にはオールナイト!)やダンサーたちの練習場などに出向くので、寒中も野外などにいる事も多かった為かと思われます。

自分のケアがなってませんね。

ダンサーのみんなといると楽しいし、ついつい時間を忘れてしまうものですから・・・もっと体を丈夫にして今後も協力させてもらいたいと思っています。
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自分の体が弱くなったなぁと感じるのは、思えば14年前の27歳の頃、自分が目指す技術を伝える伝統空手と出会ってからです。

理想的な技術を追うあまり、相当偏った考えで、偏った動きをしていた為です。
その結果、フルコンタクト空手やシュートボクシング時代の古傷があちこち痛み始めたのです。

やはり最低限の筋力トレーニングや基礎体力運動は必要です。
それにその個人が若い頃に没頭した種目の動きは少しは継続しておくべきなのかと思います。

まったく同じ形ではなくても、それに似た様な動きを、現在行っている競技種目の原理に置き換えて行う。

これは非常に大切な事かと思います。

人間の体や個性とは、良くも悪くもその基本となるものは、若い頃に作られてしまうものなんでしょうね。

それを忘れずに、それをベースとして全てのものに取り組んでいく姿勢が必要なのではないかと思います。

逆に子供の頃は一時期、ある型にはめてやらなければならない年令もあるでしょうね。
本当に小さい時は、自由にやらすのがいいかもしれないですけど。
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そんな訳で、右股関節から脚、右の肩(シュートボクシングのデビュー戦での古傷)の痛みを克服する為にいろいろと基礎鍛練をやっています。

武道的基礎体力鍛練として数年前から行っていますが、また更に一歩突っ込んでやっています。

最近、ブームなのは”カニ歩き(走り)”です。

昔、忍者の漫画か小説かで読んだと思うのですが、忍者は横に歩いて、空気抵抗を少なくし、長距離を早歩きで移動するとの事。

これは武道空手でももっとも重要な基本型である”ナイハンチ”の千鳥足と同じだと思い、家の中でもなるべく”横歩き的”に動いています。

空気抵抗を少なくすると言う説だけでなく、私としては、普通に走る場合と比べて、体幹部を捻る動きが極端に減少するので、その運動量が減った分、疲れにくい事もあるのではないかと思っています。

また、人間の体は左右に平べったい構造で、正面を向いて歩く、または走る場合、左右の重心移動が多くなります。

これがカニの様に横向きで動くとなると、重心は左右に行ったり来たりはほぼしないと言っていいでしょう。

どちらかの肩を前に出せば、その方向へのみ重心は移動し続け、進行方向も左右の半身を入れ替えない限り、ずっと同じです。

一度、一定方向に動いた物を、反対方向に戻す運動は、もっともエネルギーが要るものです。

そうした無駄を極力少なくしたのが”カニ歩き”なのでしょう。

またもう一つ、武道では相手を攻める時、または守る時、なるべく相手に対して正面を向いてしまうのを避けます。

体を半身(横)にして、なるべく薄っぺらくして、相手からの攻撃を受けずらくするのと共に、こちらの力を伝えやすくします。

武道の原理はつくづくいい事ばかりですね。
まあ本当に使える様になればの話ですが・・・浮かれてはおれません・・・。

カニ歩き、ナイハンチの千鳥足に慣れてくると、通常の歩行時も変わってきた様です。

体が軽くなった様な。

ともかく、そんないい事のつまったカニ歩きで近所の土手を走っています。

夜ではありますが、季節柄、散歩やランニングをする人も多く、カニ走りなどしていると、だいぶ怪しいので、他の人が近づいてくると、カニ走りではなく、学生時によく見た、球技などの部員らがやっていた「サイドステップ」に切り替えます。

上下動が無く、すべる様な怪しいカニ走りと違い、跳ねる様にリズミカルにサイドステップを踏んでいくと、いかにも正しいスポーツマンに見える気がいたします。

ああ、ルームランナー(トレッドミル)欲しい。
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沖縄民謡ライブ!

今日は三線奏者で、沖縄民謡を主としたシンガーの”あびこ めぐみさん”のライブに行ってきました。

先日、上野の治療院にあびこさんが治療にいらした際、私が住んでいる地元の沖縄料理店でライブを行う事を知り、仕事場から急ぎ足で帰宅、お店にむかいました。


(右があびこめぐみさん、左が華菜枝さん。カワイクてキレイなだけじゃありません。彼女たちの歌にはヤラれました。なんだか自分の心がキレイになれた気がします。気のせい?)

夜9時のセカンドステージが始まる前になんとか間に合いました。

ライブは、同じく三線奏者のシンガー、”華菜枝さん”とのコンビで、オリジナル曲から沖縄伝統の民謡まで、いろいろと歌って下さいました。

あびこさんのライブを聞くのはこれで2度目ですが、一度目は治療院のスタッフとわいわいとした雰囲気でしたのであまり気付かなかったのですが、改めて聞かせてもらうと、彼女の歌声は心の中に、ど!ストレート、直球で響いてくるのです。

心を覆っていたものを、一気にはがしてしまう様な感じです。
おそらく無駄な心の力みが取れたんだと思います。

なんだか、いい思い出も、悲しい思い出も一気にあふれ出す様で、真正面から聞けない様な感じでした。

それだけ自分が余計な事考えていたり、いろいろ無理をしているところもあったからかなと思ってしまいます。

沖縄民謡はもともと好きで、ネーネーズとか喜納昌吉なども聞いたりします。

それ以外も祖母の影響で、河内温度や津軽三味線、長唄、浪曲などの純邦楽も好きですが、やはり民族の伝統的な楽曲は胸に響きますね。

独特の節回しの歌い方、楽器の音色など、その地方の空気感が感じられます。

一緒に歌っておられた”華菜枝さん”の歌声と曲も、一人静かに木陰の下から遠くの海を眺めている様な気持ちにさせられる、透き通った感じの歌声で、ほんの一瞬でしたが自分の中がとてもキレイになった気がしました。

いやぁ、知らない間に汚い大人になってそうですね。

心の掃除には、自然と触れ合うのが一番ですが、街中にいても沖縄民謡は沖縄の自然を感じてさてくれるなあと思った次第です。

人をそういう気持ちにさせる事って、自分にも相当の想いがないとできるこっちゃありません。

見た訳でもないのに、彼女たちの情熱、がんばりを感じる気がするんです。
すごい事です、人を感動させるって。

生半可じゃできないですね。
いろいろな意味で反省。

本当にいいもの、すごいものを見ると、感動もしますがちょっと落ち込みますね。
俺、ぜんぜんダメかもって。

また明日から私もがんばります!
あびこさん、華菜枝さん、ありがとうございました!!

押忍!!!


★都内近郊、全国各地で彼女たちのライブが見られます。
 お近くの方は是非、一度お聞きになって下さい。
 ライブ情報などはこちらから↓↓↓ 

あびこめぐみさんブログ 
http://ameblo.jp/babimeg/

華菜枝さんブログ
http://ameblo.jp/canae-music/

劇団EXILE華組〜第3回公演 KILL THE BLACK〜


行って参りました。
劇団EXILE華組、第三回公演の「KILL THE BLACK」へ。



いやぁ、前回の幕末志士たちの「六悪党」のシリアスな演技に比べ、今回はホラー・コメディと言うのですから、そのギャップが際立ちましたが、本当に笑わせてくれました!

六悪党は優秀な映画の様な、本当に心に残る作品でしたが、今回の笑いと言うテーマにもよくぞここまで、といった感じでした。

なんせ皆イケメンばかりなのですが、崩す崩す(笑)。

ほんと役者魂って感じですね。
観ている時は、ほんとにおかしくて感心してる場合じゃなかったですけど。

それでも最後は、6人そろってのダンスパフォーマンスと和太鼓の演奏でかっこよく締めてくれました。

(公演終了後の舞台。和太鼓が大3つ、小3つあるのが分かるでしょうか)

ダンスはもちろんですが、和太鼓の演奏がまた見事でした。
6人の息の合ったコンビネーションは、太鼓演奏だけでも充分に価値あるものです。

お芝居で散々楽しませてもらった他にも、もりだくさんでもったいない様な気もします。

今回の内容は、ゾンビもののストーリーにはよくある展開をベースに、ゾンビ対人間のやり取りを笑いと言う要素でつないでくれております。

私が治療させてもらっている地元ダンサーの小澤雄太君は、おかしなゾンビ役で大いに会場に一体感をもたらせてくれました。

最後の舞台挨拶では、やはり皆さんきりりと顔が引き締まり、その厳しい稽古と毎日続く公演をやり切る、責任感と気迫に満ちている様で、こちらも気が引き締まる様でした。

今日もまた大いに胸のすかっとする思いをさせてもらいました。
あとはサザエさんを観て、早めに寝るとします。

華組の皆さん、本当にありがとうございます!
残りの公演の成功をお祈りします。

余裕とリセット


リセットする事。 無にする事。



人が進歩する為には、心身共に”少しの余裕”と”少しのあそび”がなければならない。

その少しの余裕ある部分で自分なりの試行錯誤ができる。

一定の時期、一定の年令まではと、限定された期間できちっと型にはめなければいけない例外もあるが、基本的にはいつも多少の余裕を持たせたいものである。

これは自分自身を向上させるのも下手な自分だから、よく想う事なのかもしれない。


自分を律する事と、自分を開放する事。

この両者がうまく切り替えられないと、何事も向上できない、成長できない。

案外、自分を律する事よりも、開放する事の方が難しい気がする。

一週間、仕事用の頭になってしまうと、いざ自分の持ち時間をどう使おうかと思っても、ただ徒にだらだらと過ごしてしまうものである。

やりたい事、実験したい事はあるはずなのに。

半ば強制的に自分をそういった環境に置く事も解決策にはなる。

自分の場合はなんとかなるにしても、治療院でスタッフの指導などとなると、その”開放させる”部分をうまく作ってやり、その個人の能力が伸びる機会を作ってやらねばならない。

守ってもらいたい基本もあるのだが、それが強く出し過ぎると、人は自由に動けないもの。

「ここからここまでは、任せるので大体こうやってみて。あと分からないところがあれば聞いて下さい。」

と言う様な指導をしていきたいと考えている。

よく考えれば当たり前の事ばかりだが、この当たり前がまだまだ足りない。

当たり前って大事だ。


人が伸びていく為に必要なのは”余裕”と”試行錯誤”、つまり自分自身で行動する時間が必要だと言う事。

やらされるばかりじゃ人は腐ってしまう。

そして自分で試した経験を熟成させるには、いったん頭を空っぽにする事。

よく遊んで、よく休んで。

ここのところ、他の治療院などでの勉強会や、ダンサーや運動選手へのパーソナルトレーナー的指導(木田の考える身体操作・調整法)の資料をまとめる事を進めており、まとまってくる毎に、

「ああ、これじゃダメだな。」
「こっちの方がいいな。」

などと、やっている内にどんどん改訂バージョンが出てきてキリが無い。

いつも感じるのだが、ある勉強会や講習会の直前まで悩み、直前には結構いい形で仕上がるのだ。

これって自分の性格なんだと思うが、なんとかならないか。

もうちょっと早めに仕上げてくれよ。ホントにさあ。

これから、劇団EXILE華組の第三回目の公演を見に行ってきます。

進化とは常に変化を強いられる事

治療にしても、武道にしても、常に今よりも良くなるには!と言う事を考え、行動しているのは、それは自分に落ち着くヒマを与えず、常に変化を強いる事になり、心身共に不安定にしてしまう面もあるのではないかと感じた。


そう言う意味では、各ジャンルのプロフェッショナルたちは、相当過酷な条件のもと、日々の暮らしを送っているのだろうと思うが、毎日必ずやる事、自分なりのお決まりの鍛練法などがあり、それを継続する事によって、変化を強いる際の心身の負担を軽くしているのではないか、とも考えた。


基本が大事とは、そう言う意味もあるのではないか。


上級者から初心者までも、同じく行なう鍛練法。


よく考えてみると、日本武術にも、中国武術にも、鍼灸治療にも、ダンスにだってそう言うものはある。


プロレスラーが同じ動作を延々と行なうヒンズースクワットなども、肉体だけでなく心を強くさせ、そして自己を安定させるのかと思う。

同じ事を繰り返す、継続する事の効果は、かなり重要である。

進化とは、毎日同じ事を黙々と繰り返す事の上に成立っているのかと思う。

ETCダンススクール発表会

今日はいつもケアさせてもらっているダンサーの子からの招待で、ダンススクールの発表会を見に行ってきました。

江東区は新木場駅から近くのコーストと言う会場です。

川の上の橋を渡っていくと大音量の音楽が聞こえてきました。
会場の横の空いた場所で、出場するスクール生の皆さんがダンスの練習をしているのが見えます。

主催はETCと言うダンススクールで、都内を中心に9校ある大手のスクールです。

その為、参加する生徒さんも多く、応援に来られる御父兄も合わせると大変な数です。

この数見てください!

すごいですね。幸いゲスト席をとっておいて頂いたので、上の階からゆっくり見る事ができました。

地元ダンサーの他の子達も数名に会えました。
皆、インストラクターなどして頑張っています。

生徒さんだけではなく、インストラクターたちだけで踊る時間もあり、大いに盛り上がりました。

自分がケアさせてもらっている子達は、皆スキルが高く、活躍していると自分もなんとなく嬉しいものです。

そんな彼らのダンスに今日もやられました。

(インストラクター同士の3人対3人のダンスバトル。魂と一緒に感情のゴミ・カスも一気に引っこ抜いてくれました。イケてるダンサーたちに感謝。)
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普段、仕事だけの毎日だと、いろいろな精神的な計算(と言ってしまっては寂しいですが)が働き、いい意味でも悪い意味でも打算的になります。

なにかこう、そんな事を考えず、熱中できる時間は日々欲しいものです。

武道の稽古や鍼灸の練習、勉強などもそんな熱中できる時間ではありますが、仕事の気分を引きずって断ち切れない時もあるものです。

こうした時は大いにリフレッシュすべきであります。

本当にいいダンス、かっこいいダンス、自分の精神丸出しの表現を見た時、自分の胸の中に詰まっていた”感情のカス”みたいなものが、一気に、魂ごと引っこ抜かれる様な気がするのです。

英語では感嘆した時に、"take my breath away"と言うそうですが、なんとなく息を引っこ抜かれる感じがするのもうなずけます。

瞬間的にすげえっ!!と思えるダンサーの動きや、武道の達人の技術、その他芸術や自然など、感性に訴えかける人や物はどんどん見るべきでありましょう。

(キッズチームたちのフィナーレ。スーパーキッズなんて珍しくなくなってきましたね。)

普段の感情の汚れごと、すべて引っこ抜いてくれて、魂の大掃除を一気にしてくれる様に思います。

体外の重心線

自分は治療家だけに、身体そのものへの意識が強過ぎた。
患者を治療する為に、肉体をよく診なくてはとの思いにばかり集中している。

その為か、自分の事でも肉体にばかり意識が向き過ぎて、意識が身体内に閉じこもって気がかなり偏り、体調も不安定であり回復も遅かったと思う。

健康の為にも、武道の為にも、”体外の重心線”との関係を感覚として持てる様に鍛練しなければならない。
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中国の気功でも「小周天」、「大周天」と言うテクニックがある。

小周天は、自分の前面の正中線から後面の正中線を(腹の真ん中から顔の真ん中、頭頂部から背骨の真ん中、肛門を通る)、イメージと呼吸を一致させて、ぐるぐると回していく方法である。

小周天に慣れたら次は大周天で、自分の正中線と体外の空間との間を、イメージと呼吸で大きな輪の様に気を回すと言う。

これらは明らかに身体感覚を体内と体外との間に構築する鍛練法であろう。
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体外の重心線は人間が変化のある運動をしている際には必ずできるものである。

走りながら曲がる時、人は斜めに傾くもの。
慣性の力が働いているから、斜めになっていても倒れない。

この時、”軸”が主なもので2本存在する。

一つは体内の体軸と、もう一つは動きながら、これからそっちへ進んでいこうとする位置への、見えざる重心線である。

これは静止している時でもあるもので、例えば後ろに少し傾いて立っておれば、体の外、前方に重心線がある。

その時の傾き具合で、その辺に棒でもあればつかまって、楽に傾いた姿勢を維持できる位置にある。

要するに重力とは、地球の中心に向かって垂直に働くものだから、体が傾けば体の外に出ると言う事だ。

バランスをとる為には、必ず体外に出る重心線。
それを可能な限り脱力して感じる事ができれば、とっさの動きがしやすいと言うもの。
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最近は、運動時にはもちろん、気功などの静止時にも、そうした体外に存在する重心線を体の感覚で捉えようとしている。

運動する時間がなかなかとれない時に自分がよくやっていたのは、簡単な動きを反復して行う事。

空手の動きや、特にダンスなどはうってつけのものである。

武道は拍子(リズム)があって拍子が無いもの。

相手の拍子を崩して制圧するには、自分なりの拍子と言うものを持っていなくてはならないし、様々な拍子を体で分かっていなければならない。

だから始めはある程度決まった拍子で体を動かしてみるのだ。

その様に連続して体を揺らす事の意味は、筋肉や関節を弛緩、リラックスさせるだけでなく、連続的に重心線を体外に放出させると言う意味もあったのだと思う。

体外に重心線を出す。

その為に全身の解放感があり、筋肉のこりや硬さも取れるのだろう。
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体の中にばかり意識が向かっている状態で運動すると、自然現象である重心線の方向や位置を無視して、力んで自分の体を固めてしまう事になる。

これによって運動効率が悪くなるばかりか、筋肉がこり、体調不良の元となってしまう。

重力のある地球上で暮らす以上、いつ何時でも重力を体のどこかで支えていなくてはならないもの。

これを必要以上の力で受け止めているとすれば、力がそこにとどまり、気の流れ(血液その他生命活動の流れ)が停滞し、体に悪い影響を与える。

自分の身体ばかりでなく、今後は人を治療する際にも、その様な”重力を無理に受け止めているところ”を探すようにして、武術的感覚を治療にも役立てたいと考えている。
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