武道空手研究会 ~武術・ダンス・東洋医学~

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【武道空手 身体操作】~木田道場10月17日稽古会~

本日は私の休みを利用して、稽古会を行いました。

今日は一人、総合格闘技のプロ選手、S君が仕事で欠席でしたが、他はいつものメンバー。

みなプロの総合格闘技選手、フルコンタクト空手の全国トップレベルの選手ですから、教えるたびに、すぐ身に付けてしまい、ミットを受けるこちらがまいってしまいます(笑)

まいどのことですが、その原理さえ再現できれば、単純に技の強さや速さなどのレベルは、すぐに私と同程度になってしまうのです。

あとは使い慣れて、技の身体操作の練度が深まっている、という点でしかリードできていませんね。

まったく、あんまりすぐに強くなられても困るんですが・・・・・


今日は、久しぶりに現在の私の動画を撮ってみました。

やはりまだ納得できるものではありませんが、ちょっと戒めの意味も含め公開しました。

蹴り技・いろいろhttp://www.youtube.com/watch?v=Xu6Ge4D_Noo

突き・いろいろhttp://www.youtube.com/watch?v=Up6NEx-esWE
(その他数本の動画をあげました)

なんせ、数年前に今よりももっと低レベルでの動画をアップしたくらいなので、これくらいはまあ仕方ないかと言ったところです。

もう試合などもせず、プレッシャーも少なく、ほうっておけばどんどん怠惰になりますので、自分への発奮の材料として。



さて、稽古会の内容はいつものように、身体各所の数々の支点を体感させ、それをつないでまとめていくちょっとしたエクササイズから始めました。

肘周りの支点が数か所、膝と太ももの周りに数か所、そして最後に姿勢を正します。

姿勢の場合、背骨がS字に曲がっているので、本人が気付かない内に崩れていることが多いです。

その曲がってしまいやすい場所も、だいたい決まっています。

と言うことは、そこが“背骨の支点”となるわけです。

これを逆に利用してやるんです。

今まで、そこが支点になり背骨が崩れていたのですから、そこから起こせばいいのです。

腰や胸と腰の境目、また背中の上の方にも何か所かあります。

さらには肩甲骨も支点となるので、これらの

肩(肩甲骨)、胸、腰(骨盤)

という3つのパーツをどういう位置にもっていくか、それを体感させるそれぞれのエクササイズをします。

さらにはその3つの最大可動域を体感させることも必須です。

可動範囲の端から端までが分かれば“真ん中”と言う位置がより明確に分かるというものです。

両端を知らずして、正確な真ん中の位置を知ることなどできません。

あとは、突きや蹴りの各種の技をやってもらい、基本原理の修正を加えます。

総合格闘技の選手が多いので、組技への応用の質問も出てきます。

今日は、組んだ状態からの崩しやさば折り、それから反り投げの時に使う身体操作(より小さく鋭くブリッジの態勢にもっていく)などをやりました。

これらももちろん、全身の支点を理解し、それらをどう動かしていくかが分かれば、すぐに真似できてしまうものです。

まあ、ある程度の体の柔軟性や筋力は必要ですが。

これらのポイントはすべて武道空手の原理からきています。

そして、それをよりもっと噛み砕いて、人間の共通する筋肉や骨格の特定の位置などを意識して動く、これだけです。

今日もこの効果を確認することができました。

個人個人により違う順番で、エクササイズを指導するのも、やはり個性があると言う発見で面白かったです。

いやーいつもいつも勉強になります。

さらにもっと分かりやすく伝えられるようにしていこうと言う気持ちが強まりました。

と言うか、私にはそれしかないのですけどね。

参加してくれたみんな、お疲れ様でした!!
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テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ

【武道空手 身体操作】~10月の総合格闘技練習会~

すでに先週の日曜のこととなってしまいましたが、当武道空手研究会に参加してくれている総合格闘技選手のS君主催の練習会に参加させてもらいました。

飛フェス20131006
(S君の突き蹴りをミットで受ける!)

月に1~2回行われている有志の会で、他の総合格闘技ジムに所属の方や、ブラジリアン柔術を学んでいる方、また会場となっているS君所属のジムの方たちが集まりました。

年齢も幅広く、私より少し上の方もおられます。

しかも、アマチュアですが現在も試合などに出ておられる方もたくさんで、その熱意には私もいつも元気を分けてもらっています。

こうした方々が集まって、打撃メインの回があったり、柔術メインの回があったりと、主催のS君のリードで練習会が進められていきます。


今回もブラジリアン柔術がメインの回で、その練習内容は、

私が担当する準備体操、ストレッチ、

マット運動(背中で回る動きと前転、後転、伸び上がりといった柔術に必要な動作)、

技の詳細な部分をくわしく研究する“技研”、

各種の技を相手に対し、実際にかけていく“打ち込み”

と言う流れでした。

柔術の技の細かい内容は、

パスガード防御→アームドラッグ
腕十字→スタースイープ
サイドからの三角
ベリンボロ崩れ→レッグドラッグ→腰殺しパス


と、柔術を知らない方には、なんのか分かりませんが、とりあえずイメージとしてだけでもと思い列記してみました(笑)

私もこの会にお邪魔するようになって、初めてブラジリアン柔術を体験したので、技の名前だけでなんだかワクワクするような感じです。

2時間以上、こうした流れのもとに皆さんと一緒に練習をし、最後にはまた私がボディコントロールの話を少しさせて頂きました。


私の会に参加してくれているS君の打撃のスキル向上のため、


・横隔膜の最大可動域をあげるエクササイズ

・肩を強力に使う、また体幹部と一体化させるエクササイズ



を紹介させて頂きました。


まず、横隔膜の可動域を上げるエクササイズは、胸の脱力により、自然と腰の運動が胸に連動するという効果が期待できるものです。

横隔膜、つまり体幹部の胸というパーツが力んでしまっていると、腰も肩もすべて固まってしまい、なめらかに運動のパワーを伝えていくことができません。

結果として、パンチであれば、ほぼ腕と上半身だけの筋力によって打っていることになってしまいます。

すると、動きの起こりが見えやすく、相手から察知されやすい動きとなり、また、力んでいるために、自分の体重分の重さが伝えられないので、パンチの加速度や伸び、威力が落ちます。

また、脱力して打てるようになると、打ちだした後からでも多少、パンチの軌道を途中で変更することも可能です。


次に肩を強力に働かせるためのエクササイズは“肩の締め”と呼んでいる、肩を力強く使うために有効な位置にする効果があり、参加者の中で懸垂が苦手な方も、その効果を味わって頂けたようです。

鉄棒にぶら下がって、腕を伸ばしきった状態から懸垂をするのは、かなり力がいるもので、いったん伸びきってしまうと、なかなか上がらないものです。

しかし、この肩の締めを覚えると、伸びきったところからでも、自分でも信じられないほど、すっと上がってしまうのです。

体験して頂いた方も、もともと苦手な上にすでに数回やってしまった後でも、腕を伸ばしきった状態から、すーっと上がっていったのでびっくりしました。

このようなことは、やっている本人が一番驚くものですね。

さて、この肩の締め、単に強力に使えるだけでなく、フットワークや蹴りもよくなってしまうんです。

肩は通常、胴体の幅より外に位置し、腕の重さが体の幅より外にかかってしまっている状態です。

しかし、この肩の締めで体幹部と一体化させるように、力まずに体にくっつけるような操作ができるようになると、肩はもちろん腰などの体を回転させる動きの軸が細くなり、いわゆる“キレるパンチ”、“キレる蹴り”になるのです。

結果として足捌き、フットワークもよくなるのは言うまでもありません。

さて、こちらの方は、現役選手のS君に試してもらいました。


まずはパンチからトライ。

私がミットを持ち打ってもらうと、より直線的で、動きの起こりに力みや気配がなくなり、遠くまで届く、手元でさらに加速して伸びるといった効果に、S君自身とてもよろこんだ様子でした。

手元で伸びる、最後の部分でさらに加速するというのは、腕や全身の重さを充分に活用できている証拠です。

つまり、脱力できているということ。


そして、蹴りも試してもらうと、直線的な蹴りなどは、本当に軌道に無駄がなく、私もミットで受けていて、自分が準備できていない内に彼の蹴りの衝撃が体に届くようで、これはこわいな・・・・と思いました。

突き同様、伸びやキレも増しています。

このように、ボディコントロールのエクササイズをさせて、動きの変化を味わってもらった後で、武道空手の基本や型の動きの意味を伝えます。

そうすれば、納得してもらえますよね。

私のボディコントロールのエクササイズは、武道空手の型と基本からその原理を抽出し、体感しやすくしたもの。

ですから、教える順序が逆のようですが、これが一番理解してもらえるものだと確信しております。


治療院の方でいろんなジャンルの人たちにその効果を体感してもらいました。

いつも仲良くしてもらっているストリートダンサーたち。

また、今週は大学の陸上選手が記録の伸び悩みで相談に来てくれました。

そして、腕や脚、そして体幹部の各パーツと、最後にそれらすべてを統合するためのエクササイズをアドバイスしたところ、自分の動きがどんどん変化していくのに喜んでもらえたようでした。

その彼も、壁を破るために、いろいろなボディワークのセミナーに参加してみたようです。

しかし、結果として自分の動きが変化、向上したかと言うと、そうではなかったとのことです。


私の場合、主婦の皆さんを対象にしている健康体操教室でも同様なのですが、一番大事にしていることが、


“再現性の高さ”

です。


指導を受けた先生は確かにすごい。

しかし、自分ができなければ何の意味もない。

そういう考え方が根本にあります。

私自身、今でもまだまだダメで、もっともっと上達したいと思っているからです。

私が偏った鍛錬をして、偏った身体操作を身に付けてしまったら、体操教室の主婦の皆さんや、武道空手研究会の現役格闘技選手たちにも、偏った動きを教えることになってしまう。

そんなことの無いように、自分の体をよりくわしくチェックし、実践してそれが正しいかどうか、日々検証しています。




最近もストリートダンサーたちや格闘技選手のサポートや、普段の治療、そして自分自身の研究で少々忙しい日々を送っています。

次の土日もストリートダンスのイベントサポートがあります。

当武道空手研究会の稽古会は、現役選手たちの日程を考慮して、私の休みである平日の夜に行います。

みんな日曜に試合があったり、強化練習などがありますので、なるべくみんながそろう日程で行いたいからです。

選手たちも、仕事と普段の練習が毎日ありますので、日曜日にやったら完全オフがなくなってしまいますからね。

私もストリートダンスのイベントなども日曜に入りますし、できる限り、この平日で行っていけたらと思っています。

さて、明日からまた頑張りませんと!!

テーマ:武道・武術 - ジャンル:スポーツ

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