武道空手研究会 ~武術・ダンス・東洋医学~

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【武道空手 身体操作】~空間の把握~

今日もいい天気です。

花々が一斉に咲くこの季節、通勤や往診などの道すがら、色とりどりの道端の花が最高の癒しです。

以前から思っているのですが、そうした草花を眺めていますと、来年こそは絶対にうちの庭にもシバザクラを植えようと固く決意しました。

あれが自宅の庭にあったらさぞかし気分がいいだろうなあと。


最近、治療院にて選手たちへの稽古会をやることが多くなっています。
私の休日や業務終了後などの時間で来てもらうのです。

日曜日はダンスバトルのイベントサポートなどで私の都合がつかないことが多く、その代わりにと行っているのですが、せまい場所なので申し訳なく思っています。

それよりも申し訳なく思うのが、技術指導です。

いつも「ああ!あれを伝えていなかったなあ。」とか、「なんでこれに気付いていなかったんだろう。」とか。

まあ、私自身も成長過程にいるわけですから、そういうのがあって当たり前なのですけれど、自分でやっていることに自分で気付いていないことが悔しいです。


先日、薄い拳サポーターを着けて、手による技だけの組手の稽古をしました。

その日、注目したのは

“空間の把握”

です。


今まで説明してきた、


“正中線”

“天王山”
(相手の拳や蹴り足が必ず通るとされる空間)

“限度間合い”(正中線と天王山により感知される動きの最終決定をせまられる距離)




などは、別個で説明するとよく分かるのですが、組手で全体像を把握しようとするとどうもぎこちない。

一つを意識すると、他がダメになったりして、結局は考えることが多くなってしまう。


それらを総合して“制空圏”などの自分の身の回りの空間意識を高めろ、とか第6感的な感覚を高めるのも、当然最終目標ではありますが、仮にある種の稽古法で、そうした感覚的な部分だけ高まったとします。

意識が反応することが、武術の、いや護身の最初の一歩かもしれませんが、それを技術的に動きで返せる様になって、はじめて武術となると思うのです。

そのため、私は目に見えず把握しにくい精神や意識よりも、そこに実在して誰もが把握できる“身体”から変えていくことを第一義としております。


私の考えでは、

”体が変われば技が変わる”
から、

”体が変われば意識も変わる”
と言う流れが、必ず起きるものと思っています。



また、宮本武蔵も五輪書の中で、

「分かりやすいところからはいるべし」

と言う様なことを言っています。

分かりにくいところから入ろうとすると、一部の天才以外は一生分からないままで終えるでしょう。



そうした思いで、少しでも分かりやすく、再現しやすくということで、今回も空間の把握を指導しました。

基本の“正中線”などを応用した上で、空間の把握の基準と、その空間をある一定の間隔で分割することにより、すぐに選手らは反応が変わってきました。

私が手を出すのが怖い感覚があった様ですが、その空間の把握の仕方を指導すると、まったく怖くない様子で、私に交差法のカウンターをばしばしと決めておりました。

最初は蹴りは使わず突きに限定した組手でしたが、そうなってからは蹴りを途中で入れても、しっかり見えていて余裕でよけていました。

面白いものですね。


意識が変わる、と言うより、ある原理を理解すると、こうも動きが変わるものでしょうか。
自分で指導していながら、本当に面白いなといつも感じてしまいます。

指導する側、される側、自分の予想以上に体が動く様になってくれた瞬間の喜び。
これが最高に楽しくて、活動の原動力になっているんですね。

さて、今日は前半は選手らへ指導した後、久しぶりに再開した一般稽古会です。

皆さんに、今まで蓄積して磨きをかけた身体操作アドバイスを存分に味わってもらおうと思います。

私がもっとも大事にしている、

“確信のもてる一人稽古”

ができる様な、アイデアを全力でお伝えしてまいります。

私も楽しみです。


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テーマ:武道・武術 - ジャンル:スポーツ

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